「生きる力」
書店で「引き算の縁と足し算の縁」の文字にに惹かれ購入。
病気によって失う事もあるけど、逆に得ることもあるという話がありました。
仕事や収入が減っても(引き算の縁)、
病気になったことで新しく出会える人もいる。(足し算の縁)
「病気をきっかけに、こうなれたんだ」という思いになれたそうです。
笠井さんも失うことによる「引き算」ばかり考えていたそうです。
私も失ったことばかり考えていましたし、失うことを怖がってもいました。
そして、「がん」をきっかけに「これまでとは違う生き方を考えるようになった」
そうです。
無理して生きて「がん」になったので、これからは余裕を持って生きたいと。
とても共感出来ました。
私もなんで「あんなに無理してきたのか?」って思います。
結局なにが残ったかわかりませんが、あの生活からやっと離れることが出来ました。
「病気をきっかけに!」
元同僚から、「無理しすぎたんだから、休みなさい」って言われてます。
私も笠井さん見習って、「無理せずに気持ちに余裕のある人生」目指したいと
思いました。
今はまず、息苦しさをバロメーターにして「頑張りすぎないことをガンバる」。
あまり書くとネタバレになりますが、笠井さんの人の良さが分かる本。
入院中のことも書いてあり、勉強になります。
診察の待ち時間に読み始めましたが、あっという間に読み終えてました。
運良く、待ち時間が長かったのもありますが。
笠井さんの方ががん発覚・入院は少し早いようでしたが、時期的には私とほぼ同じ頃でした。
病気も治療もかなり大変のようでしたが、回復されて本当によかったです。
「体験が人に伝えられる、人の気持ちになれる」そう思えた本でした。
ご覧いただきありがとうございました。
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